中川 小雪
中川 小雪

necco Note

タフティングに初挑戦!箱猫ラグの制作から完成まで

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はじめに

2023年2月5日(日)、渋谷PARCOにて開催された「キオク的サンサク SPRING MARKET 2023」にて、tufting studio KEKEさんによるオリジナルラグマットづくりのワークショップにneccoの阿部・今・中川で参加し、箱猫ちゃんのオリジナルラグを作成してきました!

tufting studio KEKE
オリジナルラグマットが作れるワークショップスタジオ

tufting studio KEKEでは、初心者でも簡単にオリジナルのラグマットを作ることができるワークショップを行なっています。公式オンラインストアでは自宅でラグ制作ができる、スターターキットや糸の販売も行なっています。

https://kekerug.com/

タフティングとは

私たちもこのワークショップに参加する直前に知った、”タフティング”という言葉ですがあまり聞き馴染みのない方も多いのではないでしょうか?

タフティングとは、ヘッシャンと呼ばれる専用の布に数本の糸を束ねた房に縫い込み、ラグマットを製作する技法です。国内では60年以上も前から続くラグ製造文化です。

引用元:「KEKE」

会場にはKEKEさんが制作したラグたち。太巻き、点字ブロック、ピザなど個性豊かな作品が盛り沢山🍕
グラデーションやエンボスなどなどラグってこんなに自由にいろんな表現ができるんですね…!

ラグづくりのながれ

1.原画をLINEで事前に送る

参加申込後、事前にKEKEさんに作りたいラグのイメージやイラストをLINEで送り、下書き&糸セレクトなどラグづくりに必要な材料を準備していただきます。会場に到着したらすぐに制作を始められるのでタフティング初心者にもとっても優しい!

会場に到着すると布に下書きされた箱猫ちゃんがお出迎え。この時点ですでにかわいい👏
この下書きに沿ってタフティングを進めていきます。

会場では他の参加者の方が思い思いのデザインでラグを制作していました。複雑で素敵なデザインもあるなかで箱猫ちゃんは初心者も安心なシンプルさ…!

2.タフティングガンの講習・練習

“タフティングガン”という機械で布に糸を打ち込んでいきます。
取り扱いが難しい機械なのでまずはKEKEさんに使い方を教わり練習しながら感覚を掴みます。

かっこいいタフティングガン

表現したい色に合わせてセレクトした5本の糸を撚り合わせて打ち込んでいきます。今回はデザインが単色なので5本同じ色の糸ですが、グラデーションやランダムなムラなどは違う色の糸を組み合わせると表現できるそうです。挑戦してみたい!

スイッチをONにして、布に針を刺してボタンを押していくだけなので操作自体はカンタンです。まずは直線・カーブの練習をしていきます。

いざ!

ドドドドドドドドドド…。

布にしっかりタフティングガンを押し付けて糸を打ち込んでいきます。
スタッフのお姉さんが優しく見守りながら操作のコツを教えてくれます。
きれいな模様のラグを作るには動かすスピードもとっても重要です。力を入れながら遅すぎず、速すぎず一定のスピードを保つ必要があるのでとっても集中力が必要です。
思ったより直線は簡単ですが、カーブが難しい。苦戦しながら何度も練習しました。

3.いざ本番!耳から打ち込みを開始

ひととおり練習が終わったらいよいよ本番です!

まずはお耳のふちから打ち込みます。カーブは難しいので慎重に進めていきます。緊張の瞬間…!

ふち取りが終わったら直線で中を埋めていきます。

裏側から見るとこんな感じ!ボリュームふわふわでいい感じ。

4.箱猫ちゃんのつぶらなおめめとお鼻

耳が終わったら、箱猫ちゃんのつぶらなお目めとお鼻を進めていきます。
集中力が切れないように中川と今で半顔ずつ作業をしています!

面積がとても小さいので少し難しい…!

途中、鼻水ぶしゃぶしゃの箱猫ちゃんができて可愛かったです。

5.最後は大事なお顔をつくっていきます

最後は真っ白な糸で箱猫ちゃんのお顔をつくっていきます。

後ろからみると爆発感が少しシュール。これもまた味わい深くて愛おしい…。

直線の打ち込みは集中できて楽しいです。はじめに比べると少し慣れてきて、きれいな直線が打ち込めるようになってきました。

途中、阿部さんも打ち込みに参戦!

裏側からみると、どんどん完成に近づいているのがわかります。ワクワク。

タフティングガンと笑顔の今ちゃんさん
満面の笑みでタフティングガンをこちらに向ける阿部さん
タフティングが楽しすぎてごきげんな中川

6.ひっくり返して、部分調整

打ち込みが完了したら、表面から糸を抜いたり、指で境目の部分を調整していきます。
失敗してしまった部分も布から糸を引き抜けばまたやり直すことができます。

目のサイズが左右で違うので揃えていきます。少しの調整で印象が大きく変わるので慎重に…!

ほぼほぼ完成です!箱猫ちゃんの目や鼻のバランスが左右均等になっていい感じになりました。

7.バリカンで毛並みを調整

最後はバリカンで毛並みを揃えていきます。最後の工程で、ぐっとクオリティが上がっていきます!楽しい…!

バリカンには均等に刈れるようにガイドがついています

8.完成!

3時間ほど黙々と打ち込み、調整を繰り返し、無事に完成しました〜!
好きなデザインのラグを自分たちの手でつくることができて、愛着のたっぷりな1枚ができました。

KEKEさんに裏面の糊付け、ふちのラウンドカットなど最終仕上げをしてもらい、郵送で届けていただきます。はじめてのラグ作り体験、すっごく楽しかった〜!

箱猫ラグがついに到着

最終仕上げは約2週間で完成!完成品がオフィスに届きました。いざ開封!

ふわふわだ〜〜〜〜〜〜!!!!

あまりの可愛さにオフィスの色んなところに置いてみます。

チェスカチェアに
壁に
チューリップチェアにも…!

椅子の上に置いてみるとぴったりのサイズでした。

人の顔にも良し。

箱猫ちゃんぬいぐるみ(弊社デザイナーまりめろさんの手作り)と並べるとさらに可愛い…!
続々と箱猫ちゃんのリアルグッズが増えていって楽しいです。次はどんなものを作ろうかな。

ラグづくりの感想

はじめてのタフティングでドキドキしていましたが、スタッフさんの丁寧なサポートに支えていただき最終的には「週末はラグやさんになりたい!タフティングキット買っちゃおうかな!!」と盛り上がるほど楽しい体験でした🎉
PCの前を離れて実際に手と体を動かしてものづくりをするのはとっても楽しいなと改めて感じました。

ぜひneccoオフィスに遊びにきた際には箱猫ちゃんラグをなでなでしてみてください!

タフティングに興味のある方は

KEKEさんのワークショップは普段は東京・上野のタフティングスタジオで開催されているので、ご興味のある方はぜひお申し込みを!
オリジナルのラグづくり、素敵な体験になること間違いなしです🔫🧶
参加申し込みページはこちら

中川 小雪

中川 小雪

Koyuki Nakagawa

神奈川県生まれ。三兄弟の末っ子。中央大学で社会学を学び、2019年10月からneccoでインターンを始める。 2020年4月にアシスタントデザイナーとして入社。一人前のデザイナー目指して修行中。 好きなものはアイドル、可愛いもの、可愛い人、ご飯、布団、こたつ、小説、旅行。好きな食べ物は、小籠包、餃子、牛乳寒天、ちくわぶ。早起きが人生の課題。

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