龍神 菜緒
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3時間で完成!箱猫ちゃんアイシングクッキーの作り方

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バレンタインが近いこともあり、以前から気になっていたアイシングクッキー作りに挑戦しました。(公開遅くなりましたが、作成したのは2月中旬です)

日曜日の夕方に急に思い立ち、そのまま買い出しへ。
クッキー作りを含めて、約3時間で完成しました!

アイシングクッキーとは

アイシングとは、粉糖に卵白を混ぜて作るクリームを指します。
そのクリームを使ってクッキーをデコレーションしたものを、アイシングクッキーと呼びます。

チョコペンでクッキーをデコレーションするのも主流ですが、個人的にはチョコより扱いやすいと思いました!

具体的に良かった点

  • 粉糖自体が白いので、着色料などで他の色に染めやすい
  • チョコより固まるのが早いので、色を重ねやすい
  • クリームの固さ調整がしやすい

逆に難しかった点

  • 固まるのが早いので、スピード勝負
  • とにかく粉糖が舞う!服が真っ白になる
  • 手につくとベタベタになる

アイシング作り

アイシングを作るのは、とっても簡単です。
まず、粉糖を用意!

我が家は深刻な食器不足のため、グラタン皿に粉糖を準備

そして、レモン汁を適量入れます。本当に少しだけ。
「レモン味じゃないのに、なぜレモン?」と疑問に思って調べてみると、いくつか理由がありました。

アイシングを白くするため

レモンに含まれるクエン酸には漂白効果があり、 卵白の黄色みを軽減する。

生卵の風味を消す

アイシングは生の卵白を使用するため、生卵の風味が多少残る。
そこにレモン汁を加えることで、爽やかな風味を加えて食べやすくする。

乾燥を早める

レモンにはタンパク質を固める作用があるため、アイシングに加えることで卵白(タンパク質)の乾燥が早くなる。
ちなみに、生クリームを泡立てる際にもレモン汁を入れると同様に早く泡立つようです!知らなかった!!

味、見た目、作りやすさにもプラスみたいなので、おうちにある方はぜひ入れて作ってみてください!

次に、あらかじめ少し混ぜておいた卵白を少しずつ入れていきます。
卵白を入れて、混ぜる、入れて、混ぜるをいい感じの固さになるまで、何度も繰り返します。

ここで注意! 粉糖混ぜる時、かなり粉が舞います。
実際、エプロンはもちろん顔にまで粉糖をつけながら作っていました…

ちょっと卵白入れて、混ぜる

すでに右下からこぼした形跡

混ぜる!

次は左下から溢れそうな予感(左上にはこぼして払った跡)

また卵白を足して混ぜる!

これだとちょっと固い

また足して、混ぜる!

完成!(落ちているところが撮りたくて、大急ぎで撮影したので斜めになってますw)

今回はアイシングの固さを変えていませんが、本当はデコレーションの箇所ごとに分けると絞りやすいみたいです。

縁取り:少し固め
中埋める用:写真くらい(落ちてから5.6秒で跡が消えるくらい)

確かに写真くらいの固さだと、ゆるすぎて縁取りの際にクッキーから垂れてしまったので、余裕のある方は固さを変えたものを準備しておくと、より綺麗にデコレーションできそうです!

今回は箱猫ちゃんの目や鼻、耳もアイシングで描くので、アイシングを2色準備します。
ベースの白は、上で作ったものをそのまま使用。もう一色は無糖のココアパウダーで着色していきます。

少しだけ白のアイシングを別容器に移して、ココアパウダーを加えます。

ココアパウダーを加えていくとアイシングが固くなるので、卵白を加えながら調整します。

これで、アイシングクリームの完成です!

デコレーション準備

まずクッキーを用意します。
今回は、猫ちゃんクッキーを事前に作成しておきました🐱

突然出てくる猫ちゃんクッキー(クックパッドレシピそのまま作りました)

絞り袋に先ほど作成したアイシングクリームを入れていきます。
コップに搾り袋を被せてから、クリームを入れていくと安定感があって作業しやすかったです。

入れ終わったら、絞り袋の上をテープで止めます。

上からクリームが出てこないように、しっかりとテープで固定してください!

止め方が甘いと、搾りながらデコレーションをする時に絞り袋の上からクリームが漏れて、信じられないくらいベタベタします。
写真の止め方が悪い例なので、皆さんはもっとしっかり端までテープで止めてください。。。。

いざ、デコレーション開始

まずは縁を描きます。
あとで中を塗りつぶすので、多少のガタガタはOKです。

縁取りができたら、中を塗りつぶします。
アイシングが乾く前であれば縁からはみ出ても拭き取れるので、できるだけスピード意識!

縁が内側すぎて、頭巾被ってるみたいになった箱猫ちゃん

どんどん白塗っていきます。

徐々に上達の兆し

全てのクッキーに白を塗り終える頃には、最初に塗ったアイシングはすっかり乾いていました。はやい!
乾いているのを確認したら、次は茶色のアイシングで耳と目、鼻を描いていきます。

誰?

アイシングで小さい丸を描くのが難しく、箱猫ちゃんの顔に苦戦しました。
何度も描きながら、少しずつ似せていきます。

←最後の方 最初の方→

完成!

粉とアイシングまみれになりながら、なんとか完成!

…かわいい!!!
線がガタガタ、形も不揃いなのが逆にあたたかみがあって愛おしい。

やってみた感想

最高に楽しかったです!

翌日、秋田オフィスの夏井さんと高木さんにプレゼントしたところ、「かわいくて食べられない〜」と喜んでくれました。嬉しい〜〜

さらに綺麗にデコレーションできるよう研究して、再チャレンジしようと思います。
龍神のアイシングクッキーづくりは続く…

おまけ:アイシンググッキーのレシピ

クッキー、アイシングクリームの基本ベースは、パンダワンワンさんのクックパッドのレシピを参考しています。

甘すぎなくて美味しかったです〜!

【着色料なし】猫のアイシングクッキー

龍神 菜緒

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Nao Ryujin

神奈川県生まれ。大学卒業後は損害保険会社に入社し、官公庁や企業の従業員向け商品をメインに担当。休職をきっかけにデザインと出会い、個人事業主としての活動を開始。デザインを始めた当初からneccoがつくるものに魅力を感じており、秋田への転居もあり思い切って応募。2022年12月より参画。好きなものはデザイン、犬猫、ジンベエザメ、コーヒー、ビール、辛いもの、旅行。蒙古タンメンの秋田出店を切望している。

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